長文なので
なぐぇえわってかたは
回れ右しましょう。
よく子どもたちから言われますが
偏差値90ってとれるの?って
なくはないがこのへんは次回話します。
偏差値とは
平均点などをもとに決まるため毎回変動しますが、平均50点のテストで50点をとれば、
偏差値は50になります。
偏差値の出し方はご存知でしょうが
「(個人の得点ー平均点)÷標準偏差×10+50」
という計算式で出すことができます。
全国統一小学生テストでは
成績レポートにお子さんの偏差値なども含めた
個人成績が掲載されています。
早い段階から自分の偏差値が大体いくつなのか
を知っておくことはとても重要です。
ただし
平均点も偏差値も
あくまで目安の数値です。
小学生の偏差値の平均は、
一般的に50とされています
偏差値50が平均を意味するとき、
偏差値が60であれば、
上位約16%に位置することになります。
逆に、偏差値40は
下位約16%に位置するということになります。
偏差値 上位何%に位置するか
55 上位30.85%
60 上位15.87%
65 上位6.68%
70 上位2.28%
75 上位0.62%
とはいえ、
これはあくまでも
偏差値の平均が50だった場合の偏差値ですので
注意です。
偏差値は、テストの難易度によって異なります。
難易度の高いテストでは、
平均点が低くなるため、
偏差値60でも上位層に位置する可能性があります。
逆に、難易度が低いテストでは、
平均点が高くなるため、
偏差値70でも上位層に位置する可能性は低くなることがあります。みんなできるからね。
そのため
子どもの偏差値を知る方法のひとつとして、
全国統一小学生テストや塾が推奨する模擬試験は
おすすめです。
しかし以前保護者会で
お話したように
SAPIX(サピックス)
四谷大塚・早稲田アカデミー
日能研など
学習塾の偏差値というのは
塾が実施するテストであり、おもに受験対策をしている子どもが受験します。
よって、受験者の学力が高い塾では、
同じ得点を取っていても偏差値が低く出ることがあります。
全国統一小学生テストの偏差値は各学習塾の偏差値より高めに出ると考えたほうがいいのです。
大体の偏差値の目安
全国統一小学生テストの偏差値から
10〜15程度マイナスするとちょうどよし。
全国統一小学生テストの偏差値 – 10 =四谷大塚・日能研・早稲田アカデミーなどの偏差値
全国統一小学生テストの偏差値 – 15=SAPIXの偏差値
中学受験をする子どもなら、
全国統一小学生テストの偏差値で60以上だったからといって、偏差値60の志望校が余裕で狙えるわけではないので注意が必要です。
偏差値60の学校に偏差値60の子が受けるのは当たり前で、その中には70の子もいるわけです。
考えてみて下さい。
あなたにとって第一志望でも
あの子にとっちゃ滑り止めまたは確実校なわけですから、その層と闘わなければなりません。
(ここも後ほどアップします)
よって上位校および上位層で
戦うのに必要なものはこれだけ
覚悟
をもって受験に挑んでほしいんです。
よろしくお願いします。